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アバターとは(2)
今日はまず、良識あるスピリチュアルな世界において、通常使われているアバターという言葉を説明したいと思います。
それは大体、昨日の最後に示したような定義を元にして、「インドに現われてくる本物の聖者(明らかに人間のレベルを超えた存在)」を指します。
必ずしもサイババのような奇跡を行う方ばかりでは、ありません。
たとえば、100年ほど前、欧米にインド思想を広く伝えたヴィヴェーカーナンダやヨガナンダも、アバターとされていますが、彼らはそれほど表立った奇跡のようなことは行わなかったと思います。
しかし、彼らは世界全体への啓蒙活動において、特筆すべき業績を残されました。
アバターには一人ひとり、その使命・役割があり、従って個性があります。
アバターは地球起源の霊的存在ではなく、(ごく僅かな例外を除き)この太陽系内の他の惑星から、地球を援助するためにシャンバラの世界主=サナット・クマラからの要請を受けて来られている、ということだったと思います。
(地球は、この太陽系内でもあまり進化した惑星ではなく、「非・聖なる惑星」に分類されています。それに対して、7つの「聖なる惑星」が存在し、それらがこの太陽系の“7つのチャクラ”を構成しています。この太陽系のあらゆる存在・現象の源となるエネルギーは、太陽系を超えた宇宙から、7つの「聖なる惑星」を経由してもたらされます。それが、この太陽系の「7つの光線」です。)
奇跡に関して述べておきますと、通常の人が奇跡と考えられているものの大半は、『ヨーガ・スートラ』などを読めば、その原理とそこに至るまでのトレーニングの道筋が描かれており、それに特化したトレーニングを積めば、それほど霊的に高い進化を遂げていなくても、そのような能力を身につけることが可能だとされています。
そして、奇跡は「ホワイト・マジック」と「ブラック・マジック」に分けられ、その違いは、上から働きかけるか下から働きかけるか、動機に愛があるか否かの違い、ともいわれます。
中で、物質化現象などはブラック・マジックであることが多いとも言われており、それゆえサイババを偽物と見る、ある程度の専門家も多いようです。
しかし、これに関してサイババは、「そういった奇跡を行って皆を驚かせるのは、注目を惹きつけるための方便だ」と語られてきました。難解な教えだけ伝え、厳しい修行だけを義務付けても、なかなか人は集まらず、多くの人を教育し世界を変えていくことはできないからです。
(物質化現象はまた、19世紀から盛んになった欧米の心霊主義の降霊実験ではよく行われており、その場合は霊媒のエーテル質料を抜き取ることによって起こるとされていて、実際に霊媒の体重がその前後で物質化に相当する分だけ減少することが確かめられています。
近代神智学の祖・ブラヴァツキーも、活動の初期には[生活費を稼ぐためもあって]心霊主義に協力し、高い能力をもつ霊媒として重宝されていたようで、それが後に大きなトラブルを生む原因になりました。)
話を戻しましょう。
奇跡を行うか否か、ということと、霊的に高い段階にあるか、アバターであるか否かは、別のことであるということです。
本物か偽物かの基準として、ひとつ明確なのは、インドの本物のアバターであれば、決してお金を取らない、ということです。逆が真(お金を取らなければ本物)であることは必ずしもいえませんが、その場合でも、ほとんどの場合、善良な目的をもって活動されていることは変わらないでしょうから、尊敬には値すると思います。
それは大体、昨日の最後に示したような定義を元にして、「インドに現われてくる本物の聖者(明らかに人間のレベルを超えた存在)」を指します。
必ずしもサイババのような奇跡を行う方ばかりでは、ありません。
たとえば、100年ほど前、欧米にインド思想を広く伝えたヴィヴェーカーナンダやヨガナンダも、アバターとされていますが、彼らはそれほど表立った奇跡のようなことは行わなかったと思います。
しかし、彼らは世界全体への啓蒙活動において、特筆すべき業績を残されました。
アバターには一人ひとり、その使命・役割があり、従って個性があります。
アバターは地球起源の霊的存在ではなく、(ごく僅かな例外を除き)この太陽系内の他の惑星から、地球を援助するためにシャンバラの世界主=サナット・クマラからの要請を受けて来られている、ということだったと思います。
(地球は、この太陽系内でもあまり進化した惑星ではなく、「非・聖なる惑星」に分類されています。それに対して、7つの「聖なる惑星」が存在し、それらがこの太陽系の“7つのチャクラ”を構成しています。この太陽系のあらゆる存在・現象の源となるエネルギーは、太陽系を超えた宇宙から、7つの「聖なる惑星」を経由してもたらされます。それが、この太陽系の「7つの光線」です。)
奇跡に関して述べておきますと、通常の人が奇跡と考えられているものの大半は、『ヨーガ・スートラ』などを読めば、その原理とそこに至るまでのトレーニングの道筋が描かれており、それに特化したトレーニングを積めば、それほど霊的に高い進化を遂げていなくても、そのような能力を身につけることが可能だとされています。
そして、奇跡は「ホワイト・マジック」と「ブラック・マジック」に分けられ、その違いは、上から働きかけるか下から働きかけるか、動機に愛があるか否かの違い、ともいわれます。
中で、物質化現象などはブラック・マジックであることが多いとも言われており、それゆえサイババを偽物と見る、ある程度の専門家も多いようです。
しかし、これに関してサイババは、「そういった奇跡を行って皆を驚かせるのは、注目を惹きつけるための方便だ」と語られてきました。難解な教えだけ伝え、厳しい修行だけを義務付けても、なかなか人は集まらず、多くの人を教育し世界を変えていくことはできないからです。
(物質化現象はまた、19世紀から盛んになった欧米の心霊主義の降霊実験ではよく行われており、その場合は霊媒のエーテル質料を抜き取ることによって起こるとされていて、実際に霊媒の体重がその前後で物質化に相当する分だけ減少することが確かめられています。
近代神智学の祖・ブラヴァツキーも、活動の初期には[生活費を稼ぐためもあって]心霊主義に協力し、高い能力をもつ霊媒として重宝されていたようで、それが後に大きなトラブルを生む原因になりました。)
話を戻しましょう。
奇跡を行うか否か、ということと、霊的に高い段階にあるか、アバターであるか否かは、別のことであるということです。
本物か偽物かの基準として、ひとつ明確なのは、インドの本物のアバターであれば、決してお金を取らない、ということです。逆が真(お金を取らなければ本物)であることは必ずしもいえませんが、その場合でも、ほとんどの場合、善良な目的をもって活動されていることは変わらないでしょうから、尊敬には値すると思います。
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