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ストレスから病気への移行と、ヨーガ療法
ヨーガ療法とストレスに関して、区切りのつくところまでまとめておきたいので、ここに載せるような話ではないかと思いますが、書いたついでに載せさせていただきます。
前回、1月27日の「ストレスの受け止め方」という記事の中で――
ストレスのない生活というものはあり得ず、生きている以上必ずストレスにさらされている。
本人との関係においてストレスは、良いストレス (eustress)と、悪いストレス (distress)に大別できる
――という話を書きました。
現在の病気の主な原因は、心理的なストレスと考えられます。
良いストレスでも、それが過剰になった場合には、病気の原因ともなりますが、悪いストレスとは比べものになりません。
したがって、ヨーガ療法では、それまで悪いストレスとして受け入れていたものを、良いストレスとして受け入れられるように、ヨーガの智慧を使って認知の枠組みを変え、また総量としても健康な範囲をオーバーしたときには、それを感知できるような心身をつくっていく、という対策をとるわけです。
心理的なストレスから病気に至るプロセスとして、次のような4段階があることが、西洋医学的にも確認されているようです。(『ストレス・マネージメントのためのヨーガ・セラピー』Dr.H.R.ナゲンドラ、Dr.R.ナガラートナ著、日本ヴィヴェーカーナンダ・ヨーガ・ケンドラ刊、P22~25)
1.心理次元
2.心身相関次元
3.肉体次元
4.臓器次元
最初、心理的ストレスが方の状態になると、心身相関的な状態への移行的な反応が起こってきます。
この段階では、心理テストの不安指数値、および血中アセチルコリンの数値によって客観的にその状態を調べることができます。
(不安やイライラのときの不快な体の感じは、アセチルコリンだったのですね。今、変換する途中で、汗散るコリン、というのがでてきました。汗にも、良い汗と嫌な汗がありますが、嫌な方の汗が出てくる状態ですね。)
こういう状態が続くと、心身相関次元の病相が定着してきて、高血圧・手の震え・動悸といった、全身に広がる変化が出てきます。
それがさらに進むと、肉体の中で、特定の部分がターゲットになって、機能的な障害が現れてきます。どうも胃の調子が悪いとか、言うような感じです。
そしてさらに進むと、機能だけでなく、構造的な変化が生じるようになるわけです。
このように段階をおって、より本格的な病気に移行していき、治療にも手間暇が掛かったり、場合によっては治療が困難になったりするわけで、より初期の段階で捉えて、対策を講じることが望ましいわけです。
通常の西洋医学で、病気の対象となるのは、3番目の肉体の機能的変化が現れた段階ですが、その前に必ず2の段階を通るので、健康診断などをして、早めの段階で発見して、食い止めましょう、というのが、現在一般的な医療で行われている対策です。
ヨーガ療法では、最初の1.心理次元の段階で、認知を変え、ストレスを軽減して、2.心身相関次元にステップアップするのを防ぎ、もし上がってきても、この段階で食い止めよう、とするわけです。
実際に、この段階まででしたら、ヨーガ療法のみでの対策が可能です。(健康診断にいっても、こういうところの生活習慣を改善した方がいいですよ、といわれる程度です。)
しかし、それに失敗したり、あるいはすでに3.以降の段階に達してしまった患者さんがヨーガ療法を受けにきた場合には、診断・治療は日本では医療資格者でないとできないことになっていますから、通常の医療と併用しながら、回復のお手伝いをする、ということになります。
その場合でも、1月22日に書いた「ディープ・リラクゼーション・テクニック」は、かなり有効性が期待できるようです。
前回、1月27日の「ストレスの受け止め方」という記事の中で――
ストレスのない生活というものはあり得ず、生きている以上必ずストレスにさらされている。
本人との関係においてストレスは、良いストレス (eustress)と、悪いストレス (distress)に大別できる
――という話を書きました。
現在の病気の主な原因は、心理的なストレスと考えられます。
良いストレスでも、それが過剰になった場合には、病気の原因ともなりますが、悪いストレスとは比べものになりません。
したがって、ヨーガ療法では、それまで悪いストレスとして受け入れていたものを、良いストレスとして受け入れられるように、ヨーガの智慧を使って認知の枠組みを変え、また総量としても健康な範囲をオーバーしたときには、それを感知できるような心身をつくっていく、という対策をとるわけです。
心理的なストレスから病気に至るプロセスとして、次のような4段階があることが、西洋医学的にも確認されているようです。(『ストレス・マネージメントのためのヨーガ・セラピー』Dr.H.R.ナゲンドラ、Dr.R.ナガラートナ著、日本ヴィヴェーカーナンダ・ヨーガ・ケンドラ刊、P22~25)
1.心理次元
2.心身相関次元
3.肉体次元
4.臓器次元
最初、心理的ストレスが方の状態になると、心身相関的な状態への移行的な反応が起こってきます。
この段階では、心理テストの不安指数値、および血中アセチルコリンの数値によって客観的にその状態を調べることができます。
(不安やイライラのときの不快な体の感じは、アセチルコリンだったのですね。今、変換する途中で、汗散るコリン、というのがでてきました。汗にも、良い汗と嫌な汗がありますが、嫌な方の汗が出てくる状態ですね。)
こういう状態が続くと、心身相関次元の病相が定着してきて、高血圧・手の震え・動悸といった、全身に広がる変化が出てきます。
それがさらに進むと、肉体の中で、特定の部分がターゲットになって、機能的な障害が現れてきます。どうも胃の調子が悪いとか、言うような感じです。
そしてさらに進むと、機能だけでなく、構造的な変化が生じるようになるわけです。
このように段階をおって、より本格的な病気に移行していき、治療にも手間暇が掛かったり、場合によっては治療が困難になったりするわけで、より初期の段階で捉えて、対策を講じることが望ましいわけです。
通常の西洋医学で、病気の対象となるのは、3番目の肉体の機能的変化が現れた段階ですが、その前に必ず2の段階を通るので、健康診断などをして、早めの段階で発見して、食い止めましょう、というのが、現在一般的な医療で行われている対策です。
ヨーガ療法では、最初の1.心理次元の段階で、認知を変え、ストレスを軽減して、2.心身相関次元にステップアップするのを防ぎ、もし上がってきても、この段階で食い止めよう、とするわけです。
実際に、この段階まででしたら、ヨーガ療法のみでの対策が可能です。(健康診断にいっても、こういうところの生活習慣を改善した方がいいですよ、といわれる程度です。)
しかし、それに失敗したり、あるいはすでに3.以降の段階に達してしまった患者さんがヨーガ療法を受けにきた場合には、診断・治療は日本では医療資格者でないとできないことになっていますから、通常の医療と併用しながら、回復のお手伝いをする、ということになります。
その場合でも、1月22日に書いた「ディープ・リラクゼーション・テクニック」は、かなり有効性が期待できるようです。
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